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【和医大医学部の一般選抜】和医大の数学は記述に厳しい!?その傾向と対策を伝授!【合格した京学館講師が徹底解説!】

和歌山県立医科大学(和医大)の数学は、「ぱっと見ただけでは解けない問題が多い」という、まさに受験生泣かせの内容です。大問4つ、120分という試験形式に油断してしまうと痛い目に遭います。この記事では、和医大数学の特徴を分かりやすく解説し、どうやって乗り切るかの具体的な対策をお伝えします。和医大を目指す受験生にとって、この記事が合格への道しるべになるはずです。

この記事を書いた人

藤崎 蒼司 / FUJISAKI SOSHI

和医大に一般入試で現役合格。高3最後の記述模試で全医学部E判定、共通テスト後の判定も全医学部でE判定の崖っぷちからしっかりとした戦略を立てたことで和医大医学部に現役合格。医学部受験に最も重要だといわれる英語が高3まで伸び悩んだところから急成長したため英語の指導に自信あり。大手個別指導塾、集団授業塾、家庭教師と様々な業態で多くの生徒たちへ指導を行った経験あり。指導理念に共感し京学館へ。

目次

和医大数学はこういう内容!

和医大の数学は大問4つ120分で、大問数と時間だけ見れば標準レベルのように感じます。薬学部が新設された令和3年度から少しだけ難易度が下がったと感じられますが、依然として難しめといえるでしょう。ぱっと見で解けない問題が多い印象です。しっかりと思考し適切な記述を行うことが求められます

特徴としては以下の4つです!

和医大数学の特徴1:頻出の分野が決まっている

和医大の数学では、ほぼ毎年出題されている分野があります。それが複素数です。イメージがしづらい分野であるし、他の大学ではそこまで頻出の分野ではないので対策が手薄になりがちですが、和医大ではほぼ毎年の出題です。難易度もそこまで高いわけではないのでFocus Goldや青チャートに載っているような典型的な問題は必ずすべてマスターしておくようにしましょう。

また、整数や数Ⅱまでの微分積分も頻出となっています。数Ⅲの微分積分の出題は他大学と比べ少ないですが、数Ⅱの微分積分の問題が典型的な問題でないことが多いので数Ⅲの問題にも多く挑戦して問題の解き方を知っておくことは必要になってくると考えます。

和医大数学の特徴2:一般の受験生が苦手とするところが狙われる

頻出の分野の中でも特に受験生が苦手とするところが狙われている印象があります。格子点や絶対値であったり、図形と絡めた問題なども多く出題されています。また出題の形式として、証明問題や図示問題が出題されるケースも多く見られます。これらが難しく、逃げ出してしまいたい気持ちも痛いほどよくわかりますが、絶対に和医大に受かりたい受験生の皆さんにはぜひとも乗り越えて合格を手にしてほしいものです!

和医大数学の特徴3:見ただけで解ける典型的な問題が少ない

問題を見ただけで解法が浮かぶような典型的な問題や、他の入試問題で見たことがあるような問題の出題は少なく、オリジナリティに富んだ問題が出題されているように感じます。だからといって、全く解けないような問題ではありません。設問文をしっかりとかみ砕き、手を動かしてみることで典型的な問題に落とし込める問題がほとんどなので、普段から問題を解くときにすぐ答えを見るのではなく、しっかりと問題文を読み解き自分の力で典型的な問題に落とし込む練習をしておく必要があります。また、1つの問題に対して様々なアプローチができそうな問題にはそれに挑戦してみること、別解もしっかりと学んでおくことも効果的であると考えます。

和医大数学の特徴4:適切な記述を求められる

2次試験では当たり前の話ではありますが記述解答をする必要があります。特に和医大では採点をする数学の先生が、記述解答に厳しいこともあり受験生の皆さんはしっかりと筋道を建てた論理的な記述解答をする必要があります。式の羅列では点数が全くもらえない、といったことも考えられるので普段からしっかりと練習をしておくことが必要です。イメージとしては問題集に載っている解答をそのままかけるようになることが必要であると考えます。なぜこの式が成り立つのかといった条件などを明示することをしっかりと意識して練習をしておきましょう。

和医大数学はこう乗り切ろう!

これらを踏まえると和医大の数学に備えるためには

1.典型問題の解法を完璧にしておく

2.普段から記述解答を丁寧に行い、採点してもらう

3.頻出の分野の問題を多く解いておく

この3つにまとめることができます。

どのような問題を解くべきなのかは受験生の皆さんで考えることは難しいと思います。学校や塾の先生にぜひ相談してみてください。

おわりに

和医大の数学は、典型問題が少なく、しっかりとした記述が求められる試験です。受験生にはプレッシャーに感じるかもしれませんが、適切な対策を取れば必ず突破できます。特に複素数や微分積分の分野は毎年出題されるので、しっかりと準備して挑みましょう。もし効率よく勉強したい、確実に対策したいと感じたら、ぜひ京学館にご相談ください。和医大合格を一緒に目指しましょう!皆さんの合格への道を全力でサポートいたします!

京学館の和医大対策

では実際に京学館では医学部合格にむけた勉強をどのように行っているのかを紹介しましょう!

和医大特化の個別カリキュラムを作成!

多くの塾で個別カリキュラム作成はうたわれていますが、全員に同じカリキュラムが配られたり、実際にはつくられていないといったケースがほとんどです。教えられる側、教える側とで多くの塾や家庭教師を見てきた私が断言できます。

全員に同じカリキュラムだと必要な要素が足りなかったり、もう身についている要素が入っていたりと無駄が生じます。

京学館では生徒1人1人に必ず個別のカリキュラムを作成します!

受験生本人では、なにから手を付ければよいのかを自身で判断することは難しいですから、京学館がこれをサポートします!入塾時の面談で生徒の現状を把握し、目標までのギャップから今何をするべきなのかを見つけます。これをカリキュラムにしていつの時期に何をするべきなのかを明確にするのです。

和医大英語(例)

和医大生が直接指導!

京学館では、現役の和医大生からの直接指導が必ず受けられます!もともと県内出身で学校推薦型選抜から入学した先生のほか、県外出身で一般選抜から合格した先生も在籍しています。様々な生徒への指導経験をもつ多種多様な講師陣が医学部を目指す受験生に、自身の受験生時代の経験や大学の情報などの必ず有益な情報と刺激を与えてくれるはずです。

京学館のコーチング的対話で可能性を最大限に引き出します!

知識を教わる「ティーチング指導」だけでは和医大には受かりません

和医大受験は、科目数が膨大でありその内容も高度であることから、多くの受験生にとって非常に大きな挑戦となります。単に知識を詰め込むティーチング指導では、そのすべてを網羅しきれないため、効率的に学習することは困難です。

和医大合格のために本当に必要なのは「コーチング指導」

受験生に本当に必要な力を身につけてもらうため、われわれはコーチング指導に重点を置いています。コーチング指導の最大の特徴は、目標や目的を明確にすること、また、それらを達成するための行動を徹底的にフォローすることです。受験生が自らの目標を明確にし、それに向かって行動を着実に起こすことで「自分ならできる!」という自己効力感が高まり、自信を持って学習に取り組むことができるようになります。特に医学部受験においては、このような主体的に学べるかどうかが合否を分けることになるでしょう。

講師との信頼関係構築がすべての土台

また、コーチング指導では、定期的なフィードバックを通して、あなたの学習進捗を細かく確認し、進むべき道を一緒に考えます。そのため、生徒と講師の信頼関係の構築が何よりも重要です。あなたが抱える不安や課題を講師と共有し、一緒に解決策を見つけることで、安心して受験勉強に取り組むことができます。特に医学部受験のような長期間にわたる厳しい戦いでは、このような心理的サポートは欠かせません。

コーチング指導は和医大合格に必要不可欠!

このように、コーチングは受験生の主体性を引き出し、生徒が「自分なら必ず和医大に合格できる!」と強く信じて突き進む力を育むことができる最強の指導方法です。われわれの塾では、医学部受験生に対してこのコーチング指導を通じて、確かな自信と力を身に着けてもらうことを目指しています。あなたがお医者さんになって達成したい目的を叶えるため、われわれは全力でサポートいたします。

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この記事を書いた人

藤崎蒼司のアバター 藤崎蒼司 京学館 講師

岡山県出身。中高一貫校に入学するが、さらなる高みを目指し高校受験。県内トップの進学校へ。中学、高校と両方で一度どん底まで落ちるが這い上がり、和医大医学部へ現役合格。中学受験、高校受験、大学受験のすべての経験を活かし大手集団塾、個別塾、家庭教師を経験したのち指導理念に共感し京学館へ。

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