和歌山県立医科大学(和医大)の英語試験は、例年その高い難易度から多くの受験生を悩ませていることで有名です。特に英語は、医学部入試の中でも非常に難関とされ、しっかりとした対策が必須です。しかし、出題形式が毎年ほぼ変わらないことから、過去問をしっかりと分析し、適切な準備を行うことで合格への道が開けることも事実です。この記事では、和医大英語の特徴を分かりやすく解説し、どのように対策すればよいかをご紹介します。和医大の英語で成功するための一助となれば幸いです。
藤崎 蒼司 / FUJISAKI SOSHI
和医大に一般入試で現役合格。高3最後の記述模試で全医学部E判定、共通テスト後の判定も全医学部でE判定の崖っぷちからしっかりとした戦略を立てたことで和医大医学部に現役合格。医学部受験に最も重要だといわれる英語が高3まで伸び悩んだところから急成長したため英語の指導に自信あり。大手個別指導塾、集団授業塾、家庭教師と様々な業態で多くの生徒たちへ指導を行った経験あり。指導理念に共感し京学館へ。
和医大英語はこういう内容!
大問4つの120分の試験です。問題の構成は以下のようになっています。
(大問1)評論文(理系・医学系)
(大問2)評論文(哲学系)
(大問3)物語文
(大問4)和文英訳
特徴としては以下の4つです!
和医大英語の特徴1:文章の難易度が高く、ほぼすべてが記述式
和医大英語では評論文が例年2題出題されます。どちらも内容、文章ともに難易度が高く、またそれに対する設問では発展的な内容が問われています。設問の内容としては、和訳や内容説明が中心となっており、ほぼすべてが記述での回答を求められます。指示語の内容を明らかにして答える問題が多いので、普段から指示語が指す内容を意識しながら問題と向き合うことが重要になってきます。設問に絡んでくる箇所は一段と難易度が高くなっている印象です。他の大学入試で必要とされる単語力、精読力以上のものを身に着けて、しっかりと対策をしレベルアップさせておきましょう。
和医大英語の特徴2:2次試験では珍しく物語文が出題される
大学入試の2次試験では珍しく物語文が出題されます。評論文と比べると難易度はそこまで高くないですが、慣れていない人にとっては天敵です。神戸大学や東京大学、センター試験などで出題されていることがありますから、物語文独特の表現や構成に慣れておきましょう。
和医大英語の特徴3:問題構成が大きく変わることがない
和医大では例年の問題構成から外れることがほぼないと言えます。評論文の内容が理系・医学系のものと哲学系のものになること、物語文が出ること、和文英訳が出題されること。これは大きく変わらないと考えて勉強をしておきましょう。
和医大英語はこう乗り切ろう!
これらを踏まえ、和医大の英語に備えておくためには
1.他の入試以上の単語力、精読力を高めておく
2.物語文に慣れておく
3.和文英訳で点数を取るために早めに対策しておく
この3つにまとめることができます。
大阪公立大学(旧大阪市立大学)の問題は問題の出題のされ方は違えど、和医大の問題と少し似ているところがあるかなと感じ取られました。似たような問題を解いておくことはいい練習になりますから、和医大の過去問を解き終わった後はぜひ挑戦してみてください。
英語は他の科目と比べてもかなり難易度が高くなっています。この入試問題を解くためには、和医大に特化した対策がほぼ必須になってきますからぜひ頼れる先生にアドバイスを仰いでみてください。
おわりに
和医大の英語は、難易度の高い評論文や和文英訳を含む試験内容ですが、正しい方法で準備を進めれば確実に克服できる分野です。過去問の徹底分析や対策を通じて、和医大に特化した勉強法をしっかりと身に付けることが重要です。私たち京学館では、和医大英語に強みを持つ指導を行っています。もし和医大の英語に不安を感じている方や、もっと効率的に得点力を伸ばしたいという方は、ぜひお気軽にご相談ください。皆さんの合格への道を全力でサポートいたします!
京学館の和医大対策
では実際に京学館では医学部合格にむけた勉強をどのように行っているのかを紹介しましょう!
和医大特化の個別カリキュラムを作成!
多くの塾で個別カリキュラム作成はうたわれていますが、全員に同じカリキュラムが配られたり、実際にはつくられていないといったケースがほとんどです。教えられる側、教える側とで多くの塾や家庭教師を見てきた私が断言できます。
全員に同じカリキュラムだと必要な要素が足りなかったり、もう身についている要素が入っていたりと無駄が生じます。
京学館では生徒1人1人に必ず個別のカリキュラムを作成します!
受験生本人では、なにから手を付ければよいのかを自身で判断することは難しいですから、京学館がこれをサポートします!入塾時の面談で生徒の現状を把握し、目標までのギャップから今何をするべきなのかを見つけます。これをカリキュラムにしていつの時期に何をするべきなのかを明確にするのです。
和医大生が直接指導!
京学館では、現役の和医大生からの直接指導が必ず受けられます!もともと県内出身で学校推薦型選抜から入学した先生のほか、県外出身で一般選抜から合格した先生も在籍しています。様々な生徒への指導経験をもつ多種多様な講師陣が医学部を目指す受験生に、自身の受験生時代の経験や大学の情報などの必ず有益な情報と刺激を与えてくれるはずです。
京学館のコーチング的対話で可能性を最大限に引き出します!
知識を教わる「ティーチング指導」だけでは和医大には受かりません
和医大受験は、科目数が膨大でありその内容も高度であることから、多くの受験生にとって非常に大きな挑戦となります。単に知識を詰め込むティーチング指導では、そのすべてを網羅しきれないため、効率的に学習することは困難です。
和医大合格のために本当に必要なのは「コーチング指導」
受験生に本当に必要な力を身につけてもらうため、われわれはコーチング指導に重点を置いています。コーチング指導の最大の特徴は、目標や目的を明確にすること、また、それらを達成するための行動を徹底的にフォローすることです。受験生が自らの目標を明確にし、それに向かって行動を着実に起こすことで「自分ならできる!」という自己効力感が高まり、自信を持って学習に取り組むことができるようになります。特に医学部受験においては、このような主体的に学べるかどうかが合否を分けることになるでしょう。
講師との信頼関係構築がすべての土台
また、コーチング指導では、定期的なフィードバックを通して、あなたの学習進捗を細かく確認し、進むべき道を一緒に考えます。そのため、生徒と講師の信頼関係の構築が何よりも重要です。あなたが抱える不安や課題を講師と共有し、一緒に解決策を見つけることで、安心して受験勉強に取り組むことができます。特に医学部受験のような長期間にわたる厳しい戦いでは、このような心理的サポートは欠かせません。
コーチング指導は和医大合格に必要不可欠!
このように、コーチングは受験生の主体性を引き出し、生徒が「自分なら必ず和医大に合格できる!」と強く信じて突き進む力を育むことができる最強の指導方法です。われわれの塾では、医学部受験生に対してこのコーチング指導を通じて、確かな自信と力を身に着けてもらうことを目指しています。あなたがお医者さんになって達成したい目的を叶えるため、われわれは全力でサポートいたします。